アンドロジナス

見た。結構よかったです。が、やはりこの尺だとフルバージョンの公開はいつですか( ^ω^)と訊ねてしまいたくなるような部分もあり、惜しいというか物足りないという感じの方が強いです。たぶん作者さんの中ではこれで完結した作品になっていて、しっかり締めも用意したということなんだろうとは思うんですが、それでも見ていてばっさり切られた置いてけぼり感を味わってしまうというのは、見る側をその結末に導いて心の準備をさせることができていない、つまりそれに必要なだけの話のステップを用意できていないということだという気もしますが、よくわからない難しいところだなと思います。

元の絵からの切り抜きがいまいちなじんでいなくて全体的に画面から浮いてしまっている気がするんですが、それがよい方に働いているように感じられる部分も悪い方に働いているように感じられる部分もあり、おもしろいところだなと思いました。具体的に挙げれば、22秒くらいの赤い空の場面は、その部分だけを見ればいい画面になっているんじゃないかなと思います。