だいせつなこと

見た。この作品の内容がどうなのかということは置いておいて、本歌取りとも呼べるこういう作品の作り方はおもしろいと思います。もともとそういうものだということもあって M@D はよく他の M@D 作品を下敷きにして作られたりしてきましたが、その発想でもっといろいろやってくれてももっとおもしろくなるんじゃないかなと思います。

パラダイスロスト

見た。前半はこの元の作品から何かを作るためのノルマを消化するかのような内容で、後半はちょっと画面からやる気を感じますがそれが特に発展して一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させたりするわけではなく、言わば小粒感のある内容だと思いました。ただ一瞬でもやる気を感じるというのは大きなことで、それが僕にとっては重要でもあり、ナルコレプシからはほぼ全編やる気を感じます。

アンドロジナス

見た。結構よかったです。が、やはりこの尺だとフルバージョンの公開はいつですか( ^ω^)と訊ねてしまいたくなるような部分もあり、惜しいというか物足りないという感じの方が強いです。たぶん作者さんの中ではこれで完結した作品になっていて、しっかり締めも用意したということなんだろうとは思うんですが、それでも見ていてばっさり切られた置いてけぼり感を味わってしまうというのは、見る側をその結末に導いて心の準備をさせることができていない、つまりそれに必要なだけの話のステップを用意できていないということだという気もしますが、よくわからない難しいところだなと思います。

元の絵からの切り抜きがいまいちなじんでいなくて全体的に画面から浮いてしまっている気がするんですが、それがよい方に働いているように感じられる部分も悪い方に働いているように感じられる部分もあり、おもしろいところだなと思いました。具体的に挙げれば、22秒くらいの赤い空の場面は、その部分だけを見ればいい画面になっているんじゃないかなと思います。

アイドルマイスター Zwei

見た。普通に結構よくできているんだろうなとは思ったんですが、こういった作品の場合どのあたりを見ればいいのかよくわからないというのが実際のところです。元の映像にどうあわせるか、どう洒落を効かせるか、全体のできをどうきれいにするか、というあたりが考えどころだと思うんですが、難しいところです。

蒼い雫

見た。きれいによくまとまった作品になっているんじゃないかと思うんですが、作品自体がきれいにまとまりすぎていて見る側に訴えかけてくるものが特になくなってしまっているんじゃないかなと思いました。

聖闘士愛詩亜(アイシア) ほんとの結末

見た。結構おもしろ……?かったです……? 話の思いつきだけで制作してしまっていて、落ちや帰結がどこにも存在しなくなってしまっているんじゃないかと思いました。